2018年4月4日水曜日

手厳しい事も言うが、優しさの一環である事はご理解頂きたい

スイーツは用法用量を守って正しくお使いください

最近、嫁の体重があまり増えていない

妊娠中はある程度体重が増えていくのが普通で、子ども自体の重さに加えて+αで、臨月の頃には妊娠前の体重+8キロぐらいになるのが平均的なようだ
ウチの場合もこれを最終目標として、ペースが早すぎる場合は体重管理を行う予定だった
だったのだが、ここ3ヶ月くらい、一定の体重からまったく変化がないのだ





一応、子どもの発育に問題はなく、彼自身の体重は順調に増えているようだ(どうやって測っているのか謎だが)
つまり嫁本体が痩せてきているという意味なのだろう

検診で確認してもとくに問題はないらしく、「もともと痩せているわけでもないし……」という医者の言葉に嫁は軽くショックを受けていた
まぁ確かにもともと痩せている方ではない(控えめな表現)し、丁度良いのかも知れない
健康的な食生活のあらわれであろう


じつは正月くらいに、ガツンと体重が増えた事があった

嫁の誕生日はクリスマスに近く、去年のクリスマス前後は3日連続でケーキを喰らうという暴挙に出たうえ、そのまま正月に突入した嫁は実家に帰り、一日中ゴロゴロしながら毎食しっかりゴハンを2杯ずつ食べるような生活を何日も続けていた
そりゃあ太るに決まっていて、年明けすぐの検診では体重が今より多かったぐらいだ

その体重たるや「目標体重まで、あと2キロしか増やせない(当時妊娠5ヶ月)」という水準に達していたうえ、血液検査でも糖が引っかかって再検査を言い渡されてしまう有様であった

再検査の結果は「血糖値やや高めだけど、ギリ標準値」というもので、タッチの差で妊娠糖尿病の判定は免れたものの、さすがの嫁もこれには反省したようだ

以降、しょっちゅう食べていたオヤツの類を控え、仕事中の昼食でも野菜を食べるようにしているそうだ(つまり、今まで全く昼に野菜を食べていなかったという事だ)
おかげで先述のとおり、むしろ痩せはじめている
良いことだと思う


もちろん嫁の自助努力だけではなく、私もけっこう口出しをした結果でもある
スーパーに行けばプリンを買いたがり、街へ出ればサーティワンの前で立ち止まる
そのたびにピシャリとたしなめ、ガマンしようと呼びかけるのは私の役割だ

嫁はけっこう「自分に甘い」タイプなので、周りが多少厳しめに接する事が必要な場合もある
手厳しい事も言うが、優しさの一環である事はご理解頂きたい
健康的な食生活は家族全員の協力がないと成り立たないのだ


心配なのは出産後で、少なくとも1ヶ月検診まで、嫁は子どもと一緒に彼女の実家で暮らす予定になっている
実家にいると太り放題である事は正月の出来事が証明しており、しかも彼女の両親は割と娘に甘いタイプなので、止めてくれる人が誰もない状態になるのだ
1ヶ月の間に4キロくらいは太るだろうと予想している
帰ってきたら、いっそう手厳しい指導が必要になるはずだ


近年は多様性を尊重し賛美するのが当たり前な世の中になっている
おおいに結構だが、「太っていても良い」という風潮だけは見直した方がよいと言わせて欲しい

肌の色や性的嗜好と異なって、体重だけは「コントロール可能」で「明らかな健康上のリスクである」からだ
太っていて健康な人もいる、という主張は、ウチのおじいちゃんはタバコを吸いながら90まで生きた、と言っているのと同じことだ
ジャンクフードのパッケージにも、タバコと同じように肥満リスクの説明文を載せた方がよいと思うが、いかがだろうか

もちろん痩せすぎも良くないし、少々ポッチャリしているくらいで非難される事もなかろうが、渡辺直美とかマツコ・デラックスみたいな体型は明らかに問題である
彼女たちは素晴らしい人間だが、太っている事だけに関しては改善するべきだ


エジプトで太っている女性アナウンサーに出演禁止令が出されたニュースが思い出される
対象が女性だった事もあって大きな問題になっていた
しかし肥満を助長すべきでないという観点から言えば、男女問わず極端に太っている人はテレビ出演を控えるべきだ、という主張には一定の説得力があると思う

テレビ画面でタバコを吸う人はだいぶ減ったと思うが……

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