2018年3月14日水曜日

私が一緒にいる場合でも、陣痛タクシーで移動したほうが良いんじゃないだろうか?

夜の街とタクシー


陣痛タクシーというサービスがあって、我が家でもこれに登録している

嫁が産気づき、いざ病院へというタイミングになれば、基本的には私の運転する自家用車で病院まで移動する手はずになっている
しかし私が家に居ればいいが、平日の日中なんかはそうもいかないので、これを呼び出して移動するのだ
(召喚獣のようだ)

しかしふと考えたのだが、もしかして私が一緒にいる場合でも、陣痛タクシーで移動したほうが良いんじゃないだろうか?





陣痛タクシーとは文字通り、陣痛が始まった妊婦を病院へ運ぶためのサービスであり、普通のタクシー会社が事業の一環として取り扱っていたりする

出産のための来院で救急車を呼ぶことはできないそうだ
電車も乗らないほうがいいだろう
なので、他に足のない妊婦はタクシーを使う事になるのだが、出産間際の妊婦は通常のタクシーでは乗車拒否される可能性があるらしい(何かあった場合に責任問題になりそうなので、仕方ない対応といえる)
だから専用のサービスを利用する必要があるのだ

他にもいくつかメリットがある
24時間配車可能
事前に自宅や病院を登録しておくので、配車の際は道案内が不要になる
緊急時は料金後払いも可
などなど……

これで料金は通常のタクシーと同額だそうだ
利用しない手はない


先述したように、今のところの打合せでは、可能な限りは私が自家用車で嫁を連れている事になっている
しかし私が在宅の場合でも、陣痛タクシーを使ったほうが良い点がいくつか思い当たる


いちばん大きいのは、病院の駐車場にクルマを入れる必要が無いことだ

私達が利用している病院はけっこう大きな総合病院で、車寄せと駐車場が多少離れている
平面が空いていればまだマシだが、これが立体駐車場の場合、嫁を降ろして、クルマを停め、エントランスへたどり着くまでに15分くらいはかかるだろう
つまりその間、嫁はひとりでエントランスまで歩き、受付で必要な手続きを行う必要があるのだ
数分おきに襲い来る陣痛と戦っている人間にそれが可能かどうか、ちょっと想像がつかない

タクシーなら一緒に下車してそのままなので、この点については安心感がある


他には、可能性は高くないと思うが、車内で破水した場合だ

陣痛タクシーは車内を汚してしまっても特に補償が発生したりはしない
しかし自家用車でそれが起こった場合には、少々面倒な事になりそうだ
……緊急事態に面倒とか言っていたら怒られそうだが、ちょっと考えてみてほしい

一応、後席をフラットにして、そこにビニールシートを敷いておこうとは考えている
だがこれで賄えるかどうか、チョロチョロなら良いがドバッという種類の破水だった場合、数リットルもの水はどこへ行くというのか
そして病院に着いてから、これを処理している暇はきっとないだろう
つまり数時間、場合によっては十数時間、車内の状況は放置される事になる……

うーん、いや、まぁ、出産という緊急事態に比べれば非常に些末な問題である事は重々承知している
でもね、ちょっとね、気になるポイントではあるよねぇ……
タオルでも大量に常備しておけばどうにかなるだろうか?


逆にタクシーを利用する場合のデメリットもいくつかある

余計なお金が掛かること(しかし数千円であり、微細だ)、配車から自宅に付くまで多少の時間がかかること、出産が深夜まで及んだ場合に私(夫)が帰宅する足がないこと、などが思いつく
しかしいずれも大した問題ではないような気がする


私の中では今のところ、どのような場合でも陣痛タクシーを利用する案が有力だ
嫁と相談してみよう

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